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アトピー性皮膚炎に悩まされた過去

アトピー性皮膚炎ってご存知ですか?身体中、ひどい時になると耳の穴の仲間で痒くて掻きむしってしまい炎症を起こし、布団や枕を傷口から出る血や体液で汚してしまう様な皮膚の疾患です。

僕は生後半年くらいから発症したらしく、酷く辛い目にあって来た過去があります。今でも夏の暑い日に汗をかいた後に早めに清潔にしていないと少し症状が出るのですが、今までの経験からご紹介できる事をテーマにアトピー関連スキンケア関連のブログにしていこうかと思います。

そもそもアトピー性皮膚炎とはどんな病気なのか?

アトピー性皮膚炎(アトピーせいひふえん、英語: atopic dermatitis)とは、アレルギー反応と関連があるもののうち皮膚炎症を伴う[1]もの。アトピー性湿疹英語: atopic eczema)と呼ぶ方が適切である[2]アトピーという医学用語は、主にタンパク質のアレルゲンに強く反応する傾向のことであり、気管支喘息鼻炎などの他のアトピー性のアレルギー疾患にも冠されることがある[2]。アトピーである場合、典型的には皮膚炎、鼻炎、喘息の症状を示すことがあり、その内の皮膚炎(湿疹)のことである[2]。過半数は乳児期に、そして90%までが5歳までに発症する[3]。アトピー性皮膚炎のリスク排除の第一手段として乳児の完全母乳哺育が推奨されており、乳児の牛乳たんぱく質への暴露はその発症リスクの一因と考えられている[4]。引用元:wikipedia

Wikipediaではこんな説明ですが、僕が発症したのは全身傷だらけでケロイドみたいになって眉毛は全部抜けて掌のシワは全部赤切れみたくなって物も持てない程の症状でした。学校でも当たり前に「感染るから寄るな」っていう暴言も受けた事がありましたし、そんな時期だから正に中二病真っ只中なのでそんな事を言ってきた同級生相手に暴力事件や窃盗したバイクで暴走族ごっこみたいな事をしていたり・・・

大きな転換期になったのは中学2年生の10月でした・・・


漢方薬との出会い

中学二年生、アトピーで皮膚も荒れまくってましたが素行も悪く荒れまくっていた10月のとある夜の夕飯の時に、両親がいつもの説教をしてくるかと身構えていた時、「もう、病院も散々周ったし漢方薬を試してみないか?」と提案がありました。その時は気乗りしなかったのですが、試しに行ってみました。

当時はあまり漢方薬を扱っている病院も少なくて地元では有名な漢方薬専門の薬局に行き、薬局のご主人さんが診察してくれたのですが、ステロイド薬品が合ってない可能性があります。と言われ完全にステロイドを排除したというか天然由来の漢方薬のみを処方してもらって帰りました。

漢方薬と言えば、土臭い飲み薬とかあるんだろうなぁ・・・とは思っていましたが、想像を絶するくらい土の味がしたのを覚えていますw

最初は元々使っていた薬の副作用なのか一ヶ月くらい全身から黄色くて生臭い液と傷口からの血の臭いで毎日吐き気がする様な日々で、学校も病欠という事で3ヶ月ほどお休みをもらいました。漢方薬を使用しだしてから2ヶ月半くらいした頃に、急に痒みが和らいできて掻きむしるっていう事が少なくなり、ほぼ完治したかの様な感じになったのが年末くらいでした。久々に学校に行ったら数日後に期末テストって言われて絶望しましたね(^_^;)

この経験でステロイドという言葉に異常に敏感になり、漢方しか信じないという極端な思想になってしまった僕を変えたのは社会人になってからの再発で更に激しい症状が出た時でした。

再発からの失業、そして借金・・・

ある飲食店に就職ししばらくしてから、最初は洗い物をしている時の洗剤で赤切れが出来てしまっただけだと思っていたのですが、突然顔や首あたりにも強烈な痒みを感じる様になりました。みるみるうちに症状が激しくなり、また眉毛やヒゲまで抜けてしまい中学生の頃の悪夢が蘇りました。大人になってからの症状は激しくなる事が多いとは聞いていましたが、今度は足の裏にも耳の穴の中にも瘡蓋ができるくらいの激しい症状だったのです。この時もまた以前お世話になった漢方薬専門の薬局へ・・・車の運転も歩くのも風が吹いて傷口に当たる事ですら泣き叫びたくなる程の痛みもあったのですが、10年ぶりに会う薬局のご主人に再度診察してもらい、処方してもらって初めて薬の金額に驚いたんです。以前来ていた時は自分が辛い事しか頭になかったのですが、支払いとなると4万円くらい・・・えっ!?ってなりますよね(^◇^;)

その時の貯金がいくらかあったので急いで近くの銀行に行き支払いを済ませて、また以前と同じ様に苦しい日々を送る事になりました。しかし、もう親と一緒に生活をしている訳でもなく、何から何まで自分でやりくりしなければなりません。貯金も当然三ヶ月もしたら残高一桁台に・・・もう絶望しかなく、何度か死のうとも思いました。

気合いで治す?

もうお金が底を尽きてしまったタイミングで3ヶ月お休みをもらっていた会社の上司からももう辞めたらどうだ?と。今考えたら色々問題あるだろ?とか思うんですがwその時はもう何に対しても申し訳ない気持ちしかなく「お世話になりました」の一言で職も失ってしまいます。

もう信販系のキャッシングで借りれるだけ借りて生活したり薬代に変えたりしていたのですが、それも収入が途切れてしまったら返済すらできなくなる訳で、ここでようやく親に泣きついて当面の生活費だけは借りる事が出来ました。もう薬を買うお金は無いのですが、治さなきゃ就職活動も出来ないので、以前の薬局のご主人に言われた

「とにかく清潔にする事と睡眠をしっかり取る事。これだけはしっかりしていれば症状をそれ以上悪くする事はないですから」

この言葉を思い出し、毎日痛みで声を出しながら低刺激ではなく普通の牛乳石鹸で体を洗い、食事も毎日が野菜を煮た薄味の食事に切り替えて、本当に地獄の様な毎日でしたが、苦痛に耐えた甲斐があってか症状も落ち着き、動ける様になってからの就職活動も順調に2社目で採用してもらい、なんとか社会復帰できたのですが・・・そこまでの借金が300万w

今もまだ残ってはいるのですが、もう毎日何の為に働いてるの?っていう日々でした。

このブログの目標のキッカケに・・・

まだまだ文字では伝えきれないくらいの大変な事が沢山あったのですが、皮膚科や薬局へ行っていた頃の経験で一番印象に残っているのは、年頃の女性が顔をハンカチやハンドタオルで隠しながら待合室に居た事でした。不謹慎にも「僕は男で良かった。女の人ならもっと見た目に辛い思いをして居ただろう。」と思ってしまったのです。そんな女性でも無理なく自宅で出来る処置や病院を選ぶ方法を案内していけたら!元々はブログアフィリエイトでお小遣い稼ぎを・・・と思って立ち上げたブログなんですが、発信するなら人の役に立てる事を!と考えていたらこのテーマに行き着来ました。

僕の経験からの事や勉強して来た事を今後も少しずつ紹介していきます。中にはアトピーだけではなく普段のスキンケアにも使える知恵等もありますので、気になる方はまた読みに来ていただけたら幸いです。