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遅延型アレルギー?もしかしてアトピーもこれで原因を絞りやすくなるかも?

肌の調子が悪くて皮膚科に行ったらアトピーだと診断されて、標準治療を開始したのに全く症状が良くならない・・・

標準治療でも脱ステでも治らない。新薬を試してみても治らない。

そもそもアトピー自体の原因と対策というのは未だに解明されていない部分が多いので、実はアトピーそのものが何かというのは完全には分かっていない部分もあります。

と、いう事は?もしかしてアトピーの症状に酷似したアレルギーだったって事も可能性的にはある訳ですよね・・・

これって本当にアトピーなのかな?

アトピーは発症するタイミングも症状も個人差が大きくて、更に公益社団法人日本皮膚科学会によるアトピーの定義の素因にも

  • 家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれ、あるいは複数の疾患)
  • IgE抗体を産生し易い素因。

この二つしか記載されていません。

結構大きな括りで考えると、確実にアトピーだと定義付けるには何かが足りない様な気も市内でもないですよね(^^;)

というのも、ちょっと前に見た記事で長年アトピーだと診断されて治療を受けていたのにも関わらず、全く改善に向かわないという人が居て。

以前検査してもらったアレルギー検査とは別で遅延型アレルギー検査という検査を受けた方のブログを見かけました。

ブックマークしとけばよかった・・・見つけたらリンク貼っておきますね(^^;)

その方は遅延型アレルギー検査で卵と乳製品の反応があったらしく、数週間アレルゲンを含む食品を絶ったら肌が綺麗になって全く症状がなくなったとの事でした。

そこで、今回は遅延型アレルギーについて調べてみました。

遅延型アレルギーとは

アレルギーというと、例えば食物アレルギーであれば食べた後すぐだったり2時間以内くらいにアレルギー反応がある即時型アレルギーというのが一般的ですが

遅延型アレルギーとは、アレルゲンを摂取もしくは接触から数時間後〜数日後に遅れて現れるアレルギー反応の事を言います。

この遅延型アレルギーに関しては学会でも検査の導入の賛否があったりしている様で検査費用もなかなか高額なのでお手軽に検査をする訳にはいかないというのが難点ですが、今まで知らなかった自分のアレルギーを知れる事は治療の良いヒントになる可能性があるかもしれません。

更に、遅延型アレルギーのアレルギー反応というのが一般的なアレルギーとは違い

倦怠感、頭痛、腹痛、疲労感、肌荒れ・・・

なんだかアレルギーの反応というか生活習慣病的な感じですが、こういった反応が確認されているそうです。

遅延型アレルギー検査の費用

なんと!この遅延型アレルギー検査というのは栄養療法的な検査の為、保険適用外なのです・・・

ざっとWeb上で検索してみても3〜5万円位の費用がかかる事が大半です。

上記の金額以外にも検査後の相談等で出費はありますし、更に数万円程度はゆとりがあった方が良いかもしれません。

自宅でできる検査キット

近くに検査を行っている施設の無い人向けにwebでも購入して検査できるキットもあります。

以下はアンブロシアの遅延型アレルギー検査キットで検査できる食品の参考です。

乳製品/卵 カゼイン、チーズ(ミックス)、卵白、卵黄、牛乳、ホエイ、ヨーグルト、α–ラクトアルブミン、β–ラクトグロブリン、バッファロー乳、ヤギ乳、羊乳
肉類 牛肉、鶏肉、馬肉、ラム、豚肉、カモ、ヤギ、ウズラ、ウサギ、七面鳥、ヴィール(子牛肉)、鹿肉、イノシシ肉
魚/シーフード シーバス(スズキ目)、ハマグリ/アサリ、タラ、カニ、ウナギ、サバ、タコ、カキ、鮭、イワシ、ホタテ貝、鯛、エビ、イカ、マグロ、アンチョビ、カメノテ、鯉、キャビア、赤貝、コウイカ(スミイカ)、メルルーサ、ニシン、ロブスター、アンコウ、ムール貝、シーパーチ(スズキ亜目)、カレイ、マテ貝、シタビラメ、メカジキ、マス、ヒラメ
ナッツ/種子/豆 アーモンド、ソラマメ、サヤインゲン、キドニー豆、カシューナッツ、栗、ヒヨコ豆、ココナッツ、銀杏、緑豆、エンドウ豆、ピーナッツ、ピスタチオ、菜種、あずき、ゴマ、大豆、西洋クルミ、白インゲン豆、ブラジルナッツ、キャロブ、フラックスシード、ヘーゼルナッツ、レンズ豆、マカデミアナッツ、松の実、ヒマワリの種、タイガーナッツ
穀物(グルテンを含む) 大麦、デュラム小麦、グリアジン(グルテン)、オート麦、ライ麦、スペルト小麦、小麦、小麦ふすま、麦芽
穀物(グルテンを含まない) ソバの実、トウモロコシ、キノア、白米、アマランス、ミレット(キビ)、タピオカ
フルーツ リンゴ、アボカド、バナナ、ブルーベリー、チェリー、ブドウ(ミックス)、グレープフルーツ、キウイ、レモン、マンゴー、メロン(ハニーデュー)、オレンジ、桃、洋梨、パイナップル、イチゴ、スイカ、アプリコット、ブラックベリー、ブラックカレント(カシス)、クランベリー、デーツ、イチジク、グアバ、ライム、ライチ、マルベリー、ネクタリン、パパイヤ、プラム、ザクロ、レーズン、ラズベリー、レッドカレント、ルバーブ、タンジェリン(みかん・ポンカン)
野菜/藻類 寒天、わかめ、アスパラガス、ナス、ビート(てんさい)、ブロッコリー、ニンジン、カリフラワー、セロリ、キャベツ、キュウリ、ニンニク、ショウガ、昆布、リーキ(西洋ネギ)、レタス、もやし、マッシュルーム、オリーブ、タマネギ、ピーマン(ミックス)、ジャガイモ、かぼちゃ、ラディッシュ、ほうれん草、サツマイモ、トマト、カブ、スピルリナ、アーティチョーク、芽キャベツ、赤キャベツ、チャード(フダンソウ)、チコリ、ルッコラ、エシャロット、バターナッツかぼちゃ、クレソン、キャッサバ
ハーブ/スパイス バジル、赤唐辛子、シナモン、カレー粉、マスタード、パセリ、コショウの実、ペパーミント、バニラビーンズ、アロエベラ、アニシード、ベイリーフ(月桂樹の葉)、カモミール、ケイパー、カイエン、クローブ、コリアンダー、クミン、ディル、フェンネル、朝鮮人参、ホップ、リコリス(甘草)、マージョラム、スペアミント、ネトル(西洋イラクサ)、ナツメグ、ローズマリー、サフラン、セージ、タラゴン、タイム
その他 カンジダ、サトウキビ、カカオ豆、コーヒー、ハチミツ、紅茶、緑茶、製パン用イースト、醸造用イースト、トランスグルタミナーゼ

アンブロシア株式会社のサイトより引用

上記のキットよりも検査項目が少ないですが、少しだけ価格が抑えられたキットも出ている様です。

まとめ、もしかしたらこれでアトピーの改善の糸口が?

アトピーには色々な原因があると思うので、確実にこれが正解って事はないかもしれません。

ですが、この検査がキッカケで症状が全く無くなったという人も居ます。

どんな治療も合わないけど、食生活を変えただけで症状が無くなった!というのであればそれはそれで一つの正解かと思います。

この検査そのものも保険が適用される様になれば良いんですけどねえ・・・

また、改善とか完治したという情報をキャッチしたら調べてみて記事にしてみようと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。