アトピーに悩まされる人は普段の生活の時点で大きなストレスを抱えています。
なんで自分だけ?
アトピーじゃない人って毎日幸せなんだろうなぁ・・・
恋愛とか結婚とか出来ないのかなぁ?
気持ち悪いって思われてないかな?
少なくとも僕はかなり深刻に悩みました。
普段からこのくらいの事は考えているのに、それに更に仕事や学校でのストレスだったり家族に対してのストレスだったり・・・
何より「痒い」っていう事を理解してもらうのも難しいんじゃないかと思います。
今回は僕自身も経験したストレスでのアトピーの悪化を考えてみます。
もくじ
アトピーは精神的な重圧(ストレス)で悪化する
僕は今まで、3回症状が極端に激しくなって学校や仕事に行けなくなった事があります。
そのどれも、精神的に落ち込んでいたり悩んでいたり…
アトピーに限らず、ストレスは肌だけじゃなく内臓や脳にも影響を及ぼす事があります。
精神的なストレスを受けると人間はストレスを緩和する為のホルモンを分泌する様な仕組みが体の中にあります。
このストレスを緩和するホルモンを「コルチゾール」と言いますが、主な作用として
血圧・血糖値の調整
免疫機能のコントロール
神経系の補助的な役割
といった機能のあるホルモンです。
人は精神的なストレスを受けるとコルチゾールを始めいろんなホルモンを分泌して、ストレスの原因を忘れようとしたり耐性をつけたりする様になっています。
ですが、絶え間なくストレスを受け続けたり不安や心配事が続いていると、このコルチゾールの分泌のバランスが崩れてしまい、上記の免疫機能や血圧や神経系に異常が出始めてしまいます。
また、コルチゾールの過剰な分泌はセラミドという潤い成分を分解してしまう事から乾燥肌の原因とも言われています。
アトピーの症状がある人だけでなく、乾燥肌によってカサカサした表皮に刺激を受けるとチクチクと痒くなってしまう事もあります。
ストレスを緩和する方法
ストレスを発散する方法、これは人それぞれ色々あると思います。
ショッピングをしてみたり
トレーニングをしてみたり
飲酒をしたり
人によって様々なストレス発散法があるとは思いますが、基本的には
よく食ってよく寝る事!
これが一番です。
勿論、ショートスリーパーの人や少食の人は居ると思います。それは個人差もありますし、強制する訳ではありません。
バランスの良い食事と適度な睡眠で、脳を休めたり内臓を休めたり・・・
よくよく考えると、脳が疲れた実感ってありますか?内臓が疲れている実感も。
胃がもたれたとかはあると思いますけど(^_^;)
あんまり実感してる人って居ないんじゃないでしょうか?
「あー今日は腎臓疲れてるわ!」
「肝臓が悲鳴あげてる感じするわ!」
とかw 聞いた事ないですよね?
知らない間に内臓も脳もストレスは溜め込んでしまいます。
内臓に負担の少ない食事、脳をゆっくり休ませる睡眠はストレスを解消する基本になります。
ストレスを溜め込まない思考
僕の実感として、アトピーの症状が出てる人でガサツな人って少ない気がするんです。
なんというか口が悪くても表現が荒くても、どことなく弱味を見せない為だったり、人に気を使っているが為に妙に距離感を保とうとしてしまったり・・・
以前紹介した「アトピー YouTuberあきとくん」彼も動画でアトピーの人って優しい人が多いって言ってる動画がありましたが、実際僕もアトピーの人って優しい人だったり、言い方は雑ですけど、「気にしぃ」な人が多い気がします。
ストレスって大抵の場合、自分の中のキャパを大きく上回った事象に遭遇した時に感じると思うんですが、一番楽な方法は・・・
とんずらぶっこく!
逃げてください!というと、今の仕事辞めたら生活できないよ!とか、学校は卒業するまで続くじゃん!とか聞こえてきそうですが、今身の周りにある全ての事から逃げる事は無理だとしても、何かしら軽減する方法はあります。絶対あります。
友人でも良いですし、家族でも良いです。恋人がいれば恋人でも良いですし、ペットでもゲームでも僕みたいにブログでも良いです。Twitterで病みまくりのアカウント作ってダークサイドの自分をそこに置いてきても良いですね。
学校なんか休んでも良いんです。仕事は辞めたら・・・あんまり変な煽り方すると責任持てないからこれくらいにしときますね(^_^;)
案外、ストレスを溜めやすい人っていうのは責任感が強かったり真面目な人が多いんです。もう少し楽に考えてワガママでも良いかもしれません。
ストレスを溜めない1番の方法はワガママになる事です。
まとめ、ストレスを軽減すれば症状も軽減する
当たり前ですけど、ストレスって溜め込んで良い事がある訳ないですよね。
筋トレとか精神修行とか、そういうのだったら意図的なストレスは必要でしょうけど。それは意図的になくす事もできますし。
アトピーや肌荒れの気になる人は、まず一つだけで良いのでストレスを無くす方法を考えてみるのも治療の際の手法の一つと考えてみても良いんじゃないでしょうか?
僕たちは知らない間に肝臓や腎臓、他にももっと沢山の内臓や筋肉を傷つけているのかもしれません。
目に見えない、実感しにくい場所だからこそ肌や精神に症状が出るまで何も対処できていない可能性もあります。
僕自身も今は多少のストレスはありますけど、深刻な状態では無いですし筋トレや趣味のギターや釣りでストレスを発散できていますし、月に何回かは暴飲暴食デイを決めて好きな物を好きなだけ食べる日を作ったり休みの日に布団から出ない爆睡デイとかも取り入れてますけど、本当に肌が綺麗になってます。
ストレスを溜めない。ストレスを受けない状態、環境を作る。
これも立派な治療の一つだと思います。