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毒素を排出するデトックスって?毒素って何?

アトピー性皮膚炎についての治療法は、標準治療や漢方だけではなく民間療法も含めると実に多くの治療法があります。

皮膚というのは常に新陳代謝を繰り返している訳ですが、これをターンオーバーと呼びます。

この新陳代謝の中でも特に古い表皮や老廃物、毒素と呼ばれる物を排泄するデトックスを考えてみようと思います。

デトックスとは?

ダイエットや健康食品、健康器具等のコマーシャルでも聞く事の多いデトックス。

体内に蓄積した老廃物や毒素を排出するという意味です。

ただ単に汗をかく事でデトックスという訳ではありません。

汗は殆どが水なので、毒素は大した量含まれていなんです。

これ、結構僕も勘違いしていて最初に知った時はガックリきました(^_^;)

じゃあデトックスって何なのよ?

って思ってたんですが、デトックスって体内から老廃物や毒素を排出するという事を言うのですが、デトックスとは何か?毒素とは何か?ちょっと掘り下げて考えてみましよう。

デトックスとは「体内から老廃物や毒素を排出する事」ザックリ言うとこれで完結してしまうんですが、じゃあどうやって排出するのか?

僕たちは生きている中で必ず吸収と排泄を行なっています。

これは、ただ単に食事をしてトイレで排出するだけではなくて

汗でも呼吸でも皮膚からの揮発でも運動によるエネルギーの消費でも同じです。

体が持っている新陳代謝というサイクルの中の排泄による部分をデトックスと言います。

新陳代謝の中で、不要になった細胞を排出するっていうのはなんとなく理解できますが、「毒素」って?

毒素って言われてもピンと来ない感じしませんか?

デトックスで「毒素」と呼ばれるものは

排気ガス

残留農薬

有害ミネラル(水銀・ヒ素・鉛など・・・)

明らかに体に悪そうな物ばっかりですね(^_^;)

この毒素を排出する際に一番効率が良い方法は、便を出す事だと言われています。

理由とやり方に関しては後述します。

デトックスの効果と毒素について

最近ではデトックスを促す為の方法の一つとしてファスティング(断食の一種)を推奨される事が増えてきました。

実際に月に1回〜2回程は僕もやってるんですが、以前の記事でも少し紹介しているので興味のある人はご覧になってください。

上記で汗をかく事そのものはデトックスの効果が対して大きくないと書きましたが、全く効果が無い訳ではありません。

しかし、排出する毒素の種類には水溶性の毒素と脂溶性の毒素があります。

水溶性の毒素というのは読んで文字の如く水に溶け易い毒素で血液を循環して身体中を巡っています。印象としては摂取してから体に支障をきたすまでの時間が短く深刻な影響を与える事が有名な毒素が多いです。

鉛、水銀、重金属類、ヒ素。これらの有害ミネラル等が有名です。

脂溶性の毒素とは脂肪に溶け込み易い毒素の事を言います。この記事を書くにあたって調べている内に、水溶性の毒素と比べると脂肪に蓄えられている分滞在期間も長く長い時間をかけて少しずつ体を蝕んでいく毒素が多い様に思いました。

農薬、化学調味料、防腐剤、よく聞くトランス脂肪酸・・・

デトックスのやり方

上記で、ただ単に汗をかくだけではデトックスにはならないと言いましたが、実際には汗をかく事プラスαがあると効果が倍増します。

それは、血流を良くしてあげて酸素を多く取り込み呼吸する事。

有酸素運動ですね。

人間は、運動しなくても汗をかきます。精神的に緊張している時や興奮している時、辛いものや熱い物を食べた時・・・

基本的には何かしらのストレスがある時に汗をかきます。

運動も本人はストレスだと感じていなくても体は疲労感や体温上昇等の負荷がかかる事でストレスだと判断します。

発汗時に有酸素運動をしていると何が良いのか?

有酸素運動の効果として、運動をする事で筋肉や関節部分や普段運動量の少ない部分の血液の循環を促したり脂肪の燃焼効果も高まります。

脂肪燃焼効果がある事から脂溶性の毒素も排出しやすくなります。

要は汗をかきながらのダイエットが一番だという事ですね。

有酸素運動のやり方

有酸素運動というと、ジョギングやランニングをイメージしますね。

汗をダラダラと流しながら息を切らして走る。

確かに運動量も消脂肪燃焼効果も高いとは思います。

でも、運動強度は個人で調整しないと無理な運動になると運動に慣れていない人にはマイナス要素が大きくてかえって精神的にも肉体的にもストレスが大きくなりすぎて逆効果になります。

まずは30分だけでも良いのでウォーキングをする事から、慣れてきたら少し早めに歩いて見ます。

それも慣れてきたら軽く走ります。走ると言ってもスピードは早歩きくらいで充分です。

LSDというトレーニングがあります。

ロング・スロー・ディスタンスの略なんですが、出来るだけ長い時間、ゆっくりと、長距離を走る運動です。

僕も4ヶ月くらい前からダイエットと強い肌作りに!と思って実践してますが、驚くほど効果があって、肌が綺麗になった事だけじゃなくて寝覚めが良くなったり味覚が敏感になったりして、ウエストも13センチ小さくなりました。

あ、ダイエットブログになってきましたね・・・(^_^;)

もし、時間が無い人は自宅でお風呂に入る前に軽いスクワットを少し汗ばむかな?っていうくらいやってみたりストレッチをやるのも効果的です。

食事と排泄でのデトックス肝臓は働き者

上記にある通り、デトックスの一番効果的な方法は便を出す事だと言いました。

体内にある老廃物を排泄する上で一番効率的に多く排泄できる行為ですよね。

この排泄に関わる部分でよく働いてくれている内臓が肝臓なんですが、その肝臓に焦点を当てて説明してみましょう。

脂肪を分解したり筋トレ後にタンパク質を筋肉に合成するのに仕事をしてくれている事で有名な肝臓。

デトックスの事を調べてみると「肝臓毒出し」というワードが出てくるくらい肝臓はデトックスには重要な部位になります。

肝臓の主な役割は

  • 脂肪を分解
  • アルコールを分解
  • 筋肉を合成
  • 毒素の分解、排泄

細かい部分は割愛しますが、主に摂取した物を分解して無毒化して蓄えたり不要な物を排泄する為の働きをする部分です。

肝臓は一つしかありません。その一つでいろんな働きをするのに疲れていても痛んでいてもなかなか弱音を吐かない沈黙の臓器とも呼ばれます。イケメン過ぎません?頑張り屋さんなのにアピールする事もなく静かに支えてくれる臓器、肝臓くん・・・惚れてしまいますねw

その肝臓に効率よく仕事をしてもらう環境を作ってあげる事、これがデトックスにおいては大切な事になります。

具体的には

  • 脂質を多く摂り過ぎない
  • アルコールを摂り過ぎない
  • タバコを止める・控える
  • ストレスを溜めない
  • 暴飲暴食をしない

肝臓は一つしかありません。再生する臓器としても有名ではありますが、例えば上記の脂質を摂り過ぎないという点にしても、肝臓が処理しきれなかった分の脂質って何になるかと言うと内臓脂肪として体内に蓄えられてしまいます。

脂肪で満たされた狭いエリアで内臓は仕事しなきゃならなくなります。

頑張り屋さんの肝臓にもキャパがあるので、キャパを超えると毒素を分解する事も脂肪を分解する事も追いつかなくなります。

休肝日を儲ける事も大切ですし、断食、ファスティングというのもこの肝臓を休めるという点から言われています。

まとめ、デトックスのススメ

デトックスとは、体内に取り込んだ毒素や老廃物を排出する事。

汗をかくだけではなく、適度な有酸素運動や入浴で効率よく排出する事を促す。

毒素には水溶性と脂溶性の毒素があり、ダイエット自体にもデトックスを促す効果がある。

デトックスに貢献している臓器は肝臓で、肝臓を大切にする事で更に効果を上げる事ができる。

箇条書きみたいに書きましたが、人間は常に代謝を繰り返して体内に取り込んだり排出したりしています。

一言に毒素と言っても様々な種類がありますし、日常的に生活している環境や食べている物で個人個人の毒素の蓄積量も違います。

できるだけ体に負担の少ない食生活と運動に気を使ってみると内側から綺麗な体になれるかもしれません。

デトックスは案外簡単な方法で実践できます。休肝日を作る事もその一つです。自分にできる事から少しずつ取り入れてみるのも良いですね。